現代社会は、いまだ起こらない未来について予測を立てることで、現在の行動を決めることが多くなった社会といえます。予測の適用は広範囲にわたり、我々の現在の行動、政策等を規定するなど予測は社会の様々な領域に深く浸透しています。
本研究プロジェクトは、予測をめぐる科学技術社会的実践の多様性とそれが政治および社会に与える影響を解明することを目的としています。
本研究プロジェクトは、予測をめぐる科学技術社会的実践の多様性とそれが政治および社会に与える影響を解明することを目的としています。
NEW
・2019/02/27
本研究プロジェクトの研究成果をまとめた書籍が出版されました。
山口富子・福島真人編、2019、『予測がつくる社会:「科学の言葉」の使われ方』東京大学出版会。
書籍の詳細な情報はこちらからどうぞ。
・2018/02/6
研究分担者の村上道夫先生が、以下の論文を出版されました。
Michio Murakami, Mai Suzuki, Tomiko Yamaguchi: Presenting information on regulation values improves the public’s sense of safety: Perceived mercury risk in fish and shellfish and its effects on consumption intention. PLoS ONE 12(12): e0188758, 2017.
論文のPDFはこちらからどうぞ。
科学技術社会論学会の第16回年次研究大会(2017年11月25日-26日)において、「予測をめぐる科学と社会」というタイトルで、オーガナイズドセッションを開催し、白川展之さん、纐纈一起先生、有賀暢迪さん、日比野愛子先生にご発表いただき、多くのオーディエンスの方々と共に闊達なディスカッションが行われました。
セッション概要や発表要旨などはこちらからどうぞ。
・2017/07/21
「災害リスク・コミュニケーションの課題と展望」というタイトルで連携研究者、矢守克也先生(京都大学防災研究所巨大災害研究センター)に話題提供をお願いしました。言語行為論の立場からとらえる災害コミュニケーションという問題提起をしていただき、活発な議論が展開されました。尚、本話題提供の内容は「言語行為論から見た災害情報 : 記述文・遂行文・宣言文」『日本災害情報学会誌』 (14), 1-10, 2016-07 でご覧いただけます。
・2017/01/12
コーネル大学(Department of Science and Technology Studies) スティーブン・ヒルガートナー教授をお招きし、"Life Science and Society: Social Studies of Credibility and Control"というタイトルで公開講演を開きました。講演の要旨はこちらからどうぞ。会場の様子はこちらからご覧ください。
・2016/07/20-21
マーストリヒト大学 H. ヴァン・レンテ(科学技術社会論)をお招きし、第4回予測と社会研究会を実施する予定です。期待の社会学の観点から、予測と社会の問題について議論します。
・2016/07/19
2016年2月10日に開催された、国際フォーラム「地方創生のゆりかごとしての知識インフラ」(2016年2月10日開催)について、日比野愛子氏が報告書を執筆しました。尚、本報告は、弘前大学『地域未来創成センタージャーナル』第3号に掲載される予定です。
・2016/03/25
連携研究者の有賀暢迪さんが以下の論文を出版されました。
「台風の数値予報の始まり、あるいは黎明期の計算気象学における問題意識の連鎖」『科学史研究』第III期第54巻276号、2016年1月。(科学研究費補助金:課題番号26750097の助成による)
・2016/03/22
第3回研究会を開催しました。鈴木舞さんが「モデルと科学・政策・社会の関係」というタイトルで話題提供後、今後の個別事例分析のための枠組みについて議論を行いました。
・2016/02/10
研究分担者の日比野愛子先生が、「地方創生のゆりかごとしての知識インフラ」というタイトルで、国際フォーラムを開催されました。
講演者としてカリフォリニア大学アーバイン校のジェフリー・バウカー教授、東京大学大学院情報学環の越塚登教授、青森県情報システム課地域IT推進グループの上野茂樹総括主幹が登壇され、地方都市が知識インフラをどのように活用していけば良いか、その課題も含めて活発な議論が繰り広げられました。
オープンデータなどの知識インフラは社会の将来を予測する際に大きな役割を果たしており、フォーラムでの議論を参考に、今後知識インフラとの観点でも予測を検討していく予定です。
フォーラムの様子(バウカー教授の講演)はこちらからどうぞ。
・2015/10/24
第2回研究会を開催し、研究分担者の纐纈一起先生に「地震学における予測問題」というタイトルでご発表いただきました。
東日本大震災を事例として、地震という特殊な現象の予測の難しさと、予測結果が政策や社会と関係するために様々な問題を生み出していることが明らかにされました。さらに、今回の発表事例と他のメンバーの研究事例との比較など活発な議論を通して、地震学の特性が検討されました
・2015/09/17
アジア・太平洋地域の科学技術社会論(STS: Science and Technology Studies)の学会である、「Asia-Pacific STS Network」のニューズレターで、本プロジェクトを紹介いただきました。
ニューズレターはこちらからどうぞ(p7〜p8)。
・2015/09/11
鈴木舞さんが、東京農工大学で開催された哲学者のポール・トンプソン(Paul Thompson)教授のワークショップに参加しました。
トンプソン教授は農業の研究をされており、本プロジェクトで行う食品リスクの問題分析にとって重要なご意見を伺うことができました。
・2015/07/10
第1回研究会を開催し、個別メンバーの研究関心とプロジェクト全体としての方向性の共有を行いました。今後は、地震、市場、食品リスクなど、「予測」が関わる複数の事象を取り扱います。さらには事象間の比較を行い、予測を多方面から検討します。
・2015/06
プロジェクトホームページを開設しました。
・2019/02/27
本研究プロジェクトの研究成果をまとめた書籍が出版されました。
山口富子・福島真人編、2019、『予測がつくる社会:「科学の言葉」の使われ方』東京大学出版会。
書籍の詳細な情報はこちらからどうぞ。
・2018/02/6
研究分担者の村上道夫先生が、以下の論文を出版されました。
Michio Murakami, Mai Suzuki, Tomiko Yamaguchi: Presenting information on regulation values improves the public’s sense of safety: Perceived mercury risk in fish and shellfish and its effects on consumption intention. PLoS ONE 12(12): e0188758, 2017.
論文のPDFはこちらからどうぞ。
科学技術社会論学会の第16回年次研究大会(2017年11月25日-26日)において、「予測をめぐる科学と社会」というタイトルで、オーガナイズドセッションを開催し、白川展之さん、纐纈一起先生、有賀暢迪さん、日比野愛子先生にご発表いただき、多くのオーディエンスの方々と共に闊達なディスカッションが行われました。
セッション概要や発表要旨などはこちらからどうぞ。
・2017/07/21
「災害リスク・コミュニケーションの課題と展望」というタイトルで連携研究者、矢守克也先生(京都大学防災研究所巨大災害研究センター)に話題提供をお願いしました。言語行為論の立場からとらえる災害コミュニケーションという問題提起をしていただき、活発な議論が展開されました。尚、本話題提供の内容は「言語行為論から見た災害情報 : 記述文・遂行文・宣言文」『日本災害情報学会誌』 (14), 1-10, 2016-07 でご覧いただけます。
・2017/01/12
コーネル大学(Department of Science and Technology Studies) スティーブン・ヒルガートナー教授をお招きし、"Life Science and Society: Social Studies of Credibility and Control"というタイトルで公開講演を開きました。講演の要旨はこちらからどうぞ。会場の様子はこちらからご覧ください。
・2016/07/20-21
マーストリヒト大学 H. ヴァン・レンテ(科学技術社会論)をお招きし、第4回予測と社会研究会を実施する予定です。期待の社会学の観点から、予測と社会の問題について議論します。
・2016/07/19
2016年2月10日に開催された、国際フォーラム「地方創生のゆりかごとしての知識インフラ」(2016年2月10日開催)について、日比野愛子氏が報告書を執筆しました。尚、本報告は、弘前大学『地域未来創成センタージャーナル』第3号に掲載される予定です。
・2016/03/25
連携研究者の有賀暢迪さんが以下の論文を出版されました。
「台風の数値予報の始まり、あるいは黎明期の計算気象学における問題意識の連鎖」『科学史研究』第III期第54巻276号、2016年1月。(科学研究費補助金:課題番号26750097の助成による)
・2016/03/22
第3回研究会を開催しました。鈴木舞さんが「モデルと科学・政策・社会の関係」というタイトルで話題提供後、今後の個別事例分析のための枠組みについて議論を行いました。
・2016/02/10
研究分担者の日比野愛子先生が、「地方創生のゆりかごとしての知識インフラ」というタイトルで、国際フォーラムを開催されました。
講演者としてカリフォリニア大学アーバイン校のジェフリー・バウカー教授、東京大学大学院情報学環の越塚登教授、青森県情報システム課地域IT推進グループの上野茂樹総括主幹が登壇され、地方都市が知識インフラをどのように活用していけば良いか、その課題も含めて活発な議論が繰り広げられました。
オープンデータなどの知識インフラは社会の将来を予測する際に大きな役割を果たしており、フォーラムでの議論を参考に、今後知識インフラとの観点でも予測を検討していく予定です。
フォーラムの様子(バウカー教授の講演)はこちらからどうぞ。
・2015/10/24
第2回研究会を開催し、研究分担者の纐纈一起先生に「地震学における予測問題」というタイトルでご発表いただきました。
東日本大震災を事例として、地震という特殊な現象の予測の難しさと、予測結果が政策や社会と関係するために様々な問題を生み出していることが明らかにされました。さらに、今回の発表事例と他のメンバーの研究事例との比較など活発な議論を通して、地震学の特性が検討されました
・2015/09/17
アジア・太平洋地域の科学技術社会論(STS: Science and Technology Studies)の学会である、「Asia-Pacific STS Network」のニューズレターで、本プロジェクトを紹介いただきました。
ニューズレターはこちらからどうぞ(p7〜p8)。
・2015/09/11
鈴木舞さんが、東京農工大学で開催された哲学者のポール・トンプソン(Paul Thompson)教授のワークショップに参加しました。
トンプソン教授は農業の研究をされており、本プロジェクトで行う食品リスクの問題分析にとって重要なご意見を伺うことができました。
・2015/07/10
第1回研究会を開催し、個別メンバーの研究関心とプロジェクト全体としての方向性の共有を行いました。今後は、地震、市場、食品リスクなど、「予測」が関わる複数の事象を取り扱います。さらには事象間の比較を行い、予測を多方面から検討します。
・2015/06
プロジェクトホームページを開設しました。
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